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チャールズ・ブコウスキー『ブコウスキーの酔いどれ紀行』中川五郎訳 マイケル・モンフォート写真 ちくま文庫

昔、まわりで彼を読んでいる人が多かった。 「いいよ。ほんとうに」と熱心に薦める人、「まあ、おもしろいよ」と乾いた笑みを口元に浮かべる人、「いいんだよなー」と独り言のように言いながら視線が遠いところへ飛んでいく人、いろいろな人がいた。今、みん…

サマータイム

数年前に、役所を中心になにか社会実験的なことをやっていたような記憶があるが、あれはどうなったのであろうか。 そんなことはどうでもいい。わたしは最近4:30には眼が覚める。勝手にサマータイムをやっている。 いや、そんなことはどうでもいい。ジャニス…

田舎の、わたしにつながる一族の男たちは鮎釣りが好きで、祖父も父も叔父たちも、みな友釣りをやっていた。だから子どものころの夏、ほんとうにたくさん鮎を食べた。 『風の歌を聴け』の「僕」は、ジェイズ・バーで25メートルプール1杯分のビールを飲んだが…

お笑いと政治は、相性が悪い

演芸の分野で。 近頃さいきん、わたしが演者であるとするならば、ネタにしたくなる政治ネタには事欠かないが、これを皆が笑う話にするのは難しそうだ。 客席に座る者として言うならば、政治的文脈のネタはいろいろ考えてしまうゆえ、高座からは聞きたくない…

ああ、すごい湿度だな

じっとり、むしっと空気が重い。 手に顔に体に触れる先から、水になりそう。 正しく梅雨だ。

若い夏

夕刻、帰宅時。 風さわやか、光は夏のもの。ああ夏だ。しかもまだ若い。今年の夏はまだ若い。 そう思って思い出したのだけれど、沖縄の言葉で「若夏」という表現がある。 まさに今。 とうの沖縄は今、梅雨の終わりでたくさん雨が降っているらしいのだけれど…

小沼 丹『清水町先生』ちくま文庫

小沼が師と仰いだ井伏鱒二について語る随筆を集めているが、将棋ついて少しばかり紙が費やされている。原稿を書かなければいけなのに将棋で暮れる一日を、それに付き合った弟子の視点からユーモラスに書いた一篇があり、これは冒頭に配されている。 続いてい…