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行ったり戻ったり、たどり着けなかったり

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  早朝ジョギング。

  神戸へ絵を見に行った。田崎飛鳥の絵、鑑賞は2回目だが、前回より強い印象を受けた。東北の震災をテーマにしている作品群が特に。色や造形が強いのは前も同じことを感じたが、今日は悲しさが強い。静かに悲しむ画家の視線がある。美しく優しいものが描かれているすぐそばに、津波とガレキが迫っている。そういう絵が何枚もあって、続けてじっと見ていたらつらくなった。

  会場で合流した友人が本を何冊か譲ってくれた。

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  ついでに、5年くらい前にわたしが貸した本がようやく帰ってきた。「覚えてる?…これ」と差し出された本。もちろん覚えているが、友人宅の本はすさまじい量なので、あそこに混じればとっくに行方不明になっている、そう思っていたので、奇跡の帰還に驚いた。

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  神戸でまだ用事のある友人と分かれて大阪へ戻り、ビクトル・エリセの『ミツバチのささやき』を見ようと、九条のシネ・ヌーヴォへ行く。しかしなんと昨日で終了していた。わたしの勘ちがいだった。今日までだと思っていたが、よく考えれば映画の興行は金曜まで、土曜で入れ替えなのに。

  気を取り直して、いつもならわざわざ見に行かないようなドッカンドッカンした映画でも見て景気づけしようかと考えた。

  ドアを開けた瞬間、紫煙ただよい、アイスティーはシロップ入りがデフォルトで、おじさんがスポーツ新聞広げている、そんな下町喫茶店に入った。その一席に身を落ち着け、さっそく検索したところ、これなら…と思うものは時間が合わず、他にはどうしても食指動かず、断念した。

  気を取り直して、新しいパソコンを買うための下見でもしようかと、大型電気店へ行くこと考えた。

  しかしその道中、電車に乗っているうちに、混雑した店内の様子が頭に浮かび、おっくうになって結局そのまま帰宅。自宅には戻れたが、いろいろたどり着けず、本が戻って来た日。