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夏の花

   ここ数日、朝晩だけは過ごしやすい。今朝の明け方など、扇風機をかけっぱなしで寝ていたところ、ひやっとして4時前に目が覚めた。日の出の時刻は確実に遅くなっている。季節は進む。とはいえ、昼間の暑さは今が盛りで辟易する。

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  暑いので花を買わない。昼間それなりに温度が上がる閉めきられた部屋では、花がすぐに傷む。外の植木はとてもたくさんの水を欲しがるから、朝一番にたっぷりと水をやるのを忘れると、昼間の職場で心配になる。

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  この時期あちこちで見かける凌霄花は、刺すような陽射しの下で次々に花をつけてオレンジ色鮮やかでたくましい。わずかだが有毒の植物らしい。

  夾竹桃は見るからに強そうだ。葉にも花にもたくさん保水して、ちょっとの風にはなびかない頑固な感じが美しい。造園の仕事をしている人に聞いたことがあるが、「切っても切っても生えてきよる」らしい。その強靭さゆえなのか、公園や高速道路の側道にある土手のような、わりと過酷そうな場所に植えられているのをよく目にする。夏のあいだ、その環境でひたすら咲き続ける。

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  夾竹桃にも毒がある。 葉か花が落ちた池で魚が死んで浮いていた、という話を知人に聞いたことがある。魚は水の中から上を見て、綺麗だなあと花をながめていたかもしれない。その毒で死んだかもしれない。たぶんそういう話だろうと、わたしは思う。